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人工関節とは

手術について

3. 手術中


手術室入室

ストレッチャー(移動式のベッド)に移り、病棟の看護師が手術室の看護師へ患者さんの名前・生年月日・血液型・手術箇所などを伝えて患者さんの引渡しをします。

そして手術室の看護師は患者さんの本人確認を行うと共に、義歯、コンタクトレンズなどを身に着けていないことを確認します。

患者さんはストレッチャーから手術台に移ります。


麻酔

担当の麻酔医が患者さんを出迎えます。

あらかじめ主治医の先生から説明されている方法で麻酔をかけますが、その麻酔をかけやすい姿勢などを麻酔医が教えてくれますので、それに従ってリラックスしましょう。

全身麻酔の場合、患者さんは眠ってしまいますし、下半身麻酔の場合では麻酔と共に気持ちを落ち着かせる薬を用いますので、患者さんは緊張のほぐれた状態で手術を受けられます。


手術の準備をする

麻酔がかかったら、主治医は手術をより安全に行うため入念に準備します。

まず、患者さんの体が手術中に動いてしまわないよう、しっかりと固定します。 そして、手術部位に細菌が入り込まないよう、充分な消毒を行います。

手術室の中は、無菌状態を保つことができる特別な空調設備が整っています。


メスを入れて、股関節を露出する

MISという最新の手術方法が行われる場合は8〜12cm、通常の手術方法であれば15〜20cmの皮膚切開が股関節の前方、又は後方から行われます。

一部のMIS手術法であれば筋肉や腱などを切らずによけながら、通常の方法であれば筋肉や腱などを少しずつ切りながら股関節を露出します。
股関節は大腿骨の先端にあるボールの形をした大腿骨頭と、骨盤側で骨頭の受け皿になる深いお椀の形をした臼蓋との組み合わせでできています。これらの骨はそれぞれ別々に処置を行うため、股関節を意図的に脱臼させます。


臼蓋の処置を行う

ダメージを受けている臼蓋の表面を削って滑らかに整えた上で、アセタブラーシェルを臼蓋の適切な位置に固定します。金属製のアセタブラーシェルを用いた場合、その中に軟骨の役割を担うポリエチレン製のライナーを取り付けます。


大腿骨の処置を行う

大腿骨の先端にあるボールの形をした大腿骨頭も、臼蓋同様にダメージを受けて変形しているため切除します。

大腿骨の中にはもともと髄腔という空洞が存在するため、この空洞を利用してステムを埋め込みます。

ステムの先端にはヘッドを取り付け、大腿骨頭の役割を担うようにします。


関節の動きを確認する

全ての人工股関節インプラントの設置を終えた後、股関節をいろいろな方向へ動かして各部品が正しく機能することを最終的に確認します。


創を閉じる

インプラントが正しく設置できていることを確認したら、切開した筋肉や皮膚等の組織を縫い合わせて傷口を閉じます。

最終的にレントゲンを撮って人工股関節が適切に設置されているか等の最終確認が行われ、手術は終了します。


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